省エネ家電への買換え
最新の家電は省エネ化が進んでいます
皆さんが使っている家電はいつ購入したものでしょうか?
10年前の家電に比べると、最新の家電は省エネ化が進んでおり、消費電力量が格段に削減されています。古い家電を使い続けるほうがかえって多くの電力を使ってしまいます。
省エネ家電に買い換えることで、地球にやさしく、お財布にもやさしい省エネライフを実践しましょう!
家庭における消費電力量のウエイト比較
家電の消費電力量を比較すると、最も多いものから順に「電気冷蔵庫」、「照明器具」、「テレビ」、「エアコン」となっています。いわてわんこ節電所の「家庭のエコチェック」では、ワンランク上の省エネ行動としてこれらの買換効果についてチェックできるため、ご自身のCO2削減効果を確認することができます。
最新型への買換えによる省エネ効果と選ぶポイント
電気冷蔵庫
暮らしのサイズに合わせて選びましょう
24時間365日稼働していることもあり、家庭で一番電力を消費しています。ライフスタイルに合わせて容量や特長を選ぶことで、消費電力量が大幅に削減され電気代の節約に。
かしこく使うともっと省エネ!
- 冷蔵庫は隙間を空けて、奥が見える程度に食品を入れる。
- 冷気の流れを妨げることなく、庫内が均一に冷えるように詰め込みすぎないことで、消費電力量の無駄を防ぎます。
- 引き出し式冷凍庫は、隙間なく食品を入れる。
- 食品同士が保冷しあうので、ドアを開け閉めしたときの温度上昇を抑えることができます。
- 設置をする時は、周囲に適度な隙間を確保する。
- ほとんど隙間がない状態で配置されると放熱しにくく、電気の無駄になります。
出典:スマートライフおすすめBOOK2018年度版
照明器具
省エネで長寿命のLED照明に交換して、消費電力量を大幅カット!
「家庭のエコチェック」の取組結果では、2011年度以降に買換えをしたものの中で最も多かったのが照明器具です(調査期間:2018年4月~9月)。他の家電に比べ安価で交換できることもあり、買換えに取り組みやすい面もあります。
調光・調色機能をうまく活用すれば、
生活シーンに合わせて節電できます。
起床時
昼光色100%
昼白色50%
+外光
夕食時
電球色100%
団らん時
電球色50%
写真提供・参考:「あかりの日」委員会 住まいの照明 省エネBOOK
出典:スマートライフおすすめBOOK2018年度版
テレビ
部屋の広さや視聴のしかたに合わせて選びましょう
最近の液晶テレビは省エネ技術が大幅に進化しています。LEDバックライトを採用した機種の割合が増えており、同じ画面サイズであっても省エネ性能が大幅に向上しています。また、自動オフ機能や明るさセンサー機能など省電力機能を備えた機種も多くなっています。
かしこく使うともっと省エネ!
- 見ていないテレビは、こまめに消す。
- 画面の明るさを調整する。
- 画面の明るさを抑えると、消費電力が下がります。必要以上に明るくせず、適切に調整しましょう。明るさセンサーをオンにすると、部屋の明るさに合わせて、画面の明るさが自動調整されます。
出典:スマートライフおすすめBOOK2018年度版
エアコン
ライフスタイルや家族の人数に合わせ、大きさや機能を選びましょう
夏の日中(14時頃)、家庭の消費電力の内、約58%と最も多くの電気を消費しているのがエアコンです。買換時はカタログを確認し、かしこく選ぶようにしましょう。
かしこく使うともっと省エネ!
- 扇風機を上手に使って空気を循環させる。
- 2週間に1度は、フィルターの掃除をする。
- 風向きを上手に調整する。
(風向き板は、暖房では下向き、冷房では水平に) - 夏場は家に帰ったらまず窓を開けて、熱気を逃がして(換気)から冷房をする。
- タイマーを上手に使って無駄を防ぐ。
- 室外機の吹出口に物を置かない。
- カーテンで窓からの熱の出入りを防ぐ。
出典:スマートライフおすすめBOOK2018年度版
参考:資源エネルギー庁ホームページ 家庭向け省エネ関連情報「節電」
買い換える時は、省エネ達成率が高いものを選びましょう
同等の規格の場合、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性が優れ、年間電気料金も安くなります。購入する際には、省エネ基準達成率を示す星の数を確認しましょう。
※家電販売店などが製品の省エネルギー情報を表示するためのラベルが統一省エネラベルです。
対象製品は、エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、電気便座、照明器具です。
買い換える時は忘れずに“家電リサイクル”
エアコン、テレビ、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は「家電リサイクル法」の対象商品になっています(家庭用に限る)。買換時には、正しく処分しましょう!資源の有効活用にもつながります。
家電リサイクル法対象商品
家電の買換えについて詳しく知りたい方は、以下のサイトが参考になります。
省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」