【事例紹介】住宅の断熱対策と車の使い方が省エネのポイントです!

トピックス温暖化情報

 お住まいの気候やご家庭のライフスタイルに合わせた省エネ、省CO2対策を提案することができる『うちエコ診断』をご存知でしょうか?うちエコ診断は、ご家庭の年間エネルギー使用量や光熱費などの情報をもとに、暮らしに合わせた対策を考えることができるのでオススメです。


出典:うちエコ診断(環境省「COOL CHOICE」HP)

 今回は実際に受診したHiroさん(盛岡市在住)の事例をもとに、ご家庭における効果的な地球温暖化対策をご紹介します。

〇Hiroさんのご家庭


 「エコ度は高い」と自負していたHiroさん。
 さて、うちエコ診断を受信してみた結果は??


 
 光熱費及び燃料費は、平均家庭に比べ1.2倍、CO2排出量は、平均家庭に比べ1.6倍という結果になり、愕然としました。
 各部屋に設置した蓄熱暖房機が常に稼働していることと、ハイブリッド車ではあるものの自家用車の使用頻度と走行距離が長いことが大きな要因です。
 
☑ 蓄熱暖房機7基のうち、利用頻度の高い部屋3基分を省エネ型エアコンに変えてみましょう
エコドライブを心掛け、カーエアコンの温度と風量をこまめに調整しましょう
長距離の移動は電車やバスなどの公共交通機関を利用し、自動車の利用を減らしましょう。
冷蔵庫(20年使用)を省エネ型に買い替えましょう


 この4つの取組を実践すると、CO2排出量は32%削減されます

 もう少し、取り組んでみることができるなら、以下の2つにも挑戦してみましょう。
 ここまでできると大幅に改善され、エネルギーロスを防ぐことができ、将来的に無駄な支出がなくなります。

☑ すべての二重サッシ内側窓をペアガラスに替えましょう。
天井の断熱改修を行いましょう。


 
Hiroさん  

 Hiroさん、ご協力ありがとうございました!

 今回の診断から、住宅の断熱と自動車の使い方が重要であることが分かりました。
 皆さんのご家庭でもできることから取り組んでみましょう。


〔参考サイト〕
★「うちエコ診断について」(「家庭エコ診断制度」専用サイト)
 https://www.uchieco-shindan.jp/jushin/about.php

★COOL CHOICEエコ住キャンペーン「省エネ住宅を学ぼう」『断熱リフォームとは』(環境省「COOL CHOICE」HP)
 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/jutaku/study/
 ※画面で「断熱リフォームとは」の項目を選択すると、断熱リフォームに関する情報が表示されます。

★ECODRIVE「エコドライブ10のすすめ」(環境省「COOL CHOICE」HP)
 https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ecodriver/point/index.html