岩手県内の水素利活用の取り組み
水素の利活用について学び、
実践する場が増えてきています
岩手県では「いわて県民計画(2019~2028)」
長期ビジョンに
「水素利活用推進プロジェクト」
を掲げ、
長期的な視点に立った
取り組みを行っています。
研究会やセミナーの開催など
「知る機会」を提供し、
少しずつ水素利活用の輪が
広がっています。
研究会の活動や
セミナーの開催
「岩手県水素ステーション等研究会」の活動、事業者等県民を対象としたセミナーを開催するなど、水素の利活用について考えてもらう機会を設けています。
いわて県民計画(2019?2028)
「水素利活用推進プロジェクト」
岩手県の豊富な再生可能エネルギー資源を最大限に生かし、再生可能エネルギー由来の水素利活用を通じて、持続可能な社会を目指すため、「水素利活用推進プロジェクト」を掲げ長期的な視点での取組を行っています。2019年3月には、このプロジェクトを具現化する「岩手県水素利活用構想」を策定し、さらに取り組んでいくこととしています。
岩手県が取り組む
施策の方向性
「岩手県水素利活用構想」
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地域資源の好循環に向けた再生可能エネルギー由来の水素の利活用推進
中山間地域や農業分野等で利活用するための可能性調査や実証事業の実施・検証、県内各地域への普及、展開の促進など
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水素関連製品等の普及促進
水素ステーション及びFCVの整備に向けた研究会等の開催
エネファーム、産業用燃料電池等の周知や普及啓発活動など -
水素関連ビジネスの創出・育成
地元企業の参入支援、産学官連携による研究開発の促進
メンテナンス等に関する事業者向けセミナーの実施など -
水素の理解促進・地域連携
広報媒体を活用した普及啓発や、環境学習、セミナー等による理解促進
県内市町村、東北各県との情報共有、連携など
県内事業所の取組
住田町の「けせんプレカット事業協働組合」では、太陽光で発電した電気から水素を作り、燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)の燃料として活用しています。
FCフォークリフトは、排気ガスがないため、地球温暖化対策はもちろんのこと、屋内の作業環境が向上し、働きやすい職場づくりにもつながっています。
(出典:株式会社豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー)
■水素利活用(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1022259/index.html
■岩手県水素利活用構想の策定について(岩手県ホームページ)
https://www.pref.iwate.jp/kurashikankyou/kankyou/seisaku/1022259/1017605.html